検査分析士会会員 上級試験

上級資格:機器分析を行う実務家を対象として、専門能力を問う資格

資格の基準は、「与えられた機器分析の課題の意味を理解し、自らの専門とする分析手法を用いて分析を行うことができる」。
ことです。課題の解決のために最適な分析手法を選択できる技術は問いませんが、自らの専門とする分析手法についてSOPを作成できることが臨まれます。
上級資格では少なくとも2つ以上の手法について一定の専門知識と実務経験を持っていることが資格取得の条件です。

試験は4択選択問題による基礎的な知識を問う試験(90分)と記述式の専門的な知識と経験を2つの手法について問う試験(120分)で行います。また、技能については実務経験や同種資格の保持についての書類選考で行います。
筆記試験及び書類選考で一定の成績を収めた方を対象に面接審査を行い、合否を判定します。論述問題は、2問出題します。
論述式問題二科目のうち一科だけの合格者は「中級検査分析士」となります。